母乳から0歳児入園を考えているママへ知ってほしいこと

完全母乳で保育園入園を考えているママさんの中には、「ミルクを飲む練習しないとダメなのかな?」「冷凍母乳は預かってもらえるの?」など疑問や不安が多いと思います。
まわりに完全母乳で預けた人がいないと、わからないことも多いですよね。

おそらく保育園の事前面談では「ミルクにも慣れておいてくださいね」と言われるでしょう。私も担任をしていた時は、「ミルクの練習しておいてくださいね」と話していました。
この記事では完全母乳で、0歳児からの保育園入園を考えているママへ、保育園0歳児担任をしていた経験から

冷凍母乳は預かってもらえるの?

完全母乳の子が保育園に入ったらどんな様子なの?について書いていきます。

すぎちゃん

保育園入園に向けて疑問や不安があるママさん、ぜひ最後までお読みくださいね!

目次

0歳児クラスの現状

私が勤務していたのは、0歳時〜5歳児までをお預かりする、160人定員の認定子ども園です。0歳児クラスは15人定員。担任は5人でした。0歳児クラスとしては、多いほうではないでしょうか。

0歳児とひとくくりでいいますが、保育園によりますが、4ヶ月のねんねの時期から11ヶ月のよちよち歩く子までが4月に一斉に入園します。0歳児の担任の配置基準は3対1。3人のお子さんを保育士1人がみる計算になっているのです。

なので、入園当初はどの担任も片手づつお子さんを抱っこし、膝にもう1人いるか抱っこを嫌がるお子さんのそばにいる状態です。その状態から、ミルクの時間になると担任が1人調乳室に入りミルクを作ります。

0歳児クラスは、初日から1週間ほどは全員泣きます。内線がなっても取れず、部屋の中にいる担任同士の声も聞こえないほど部屋中に泣き声が響き渡っている状態です。
でも不思議なもので、泣き声が響きわたる中でも寝る子は寝ますし、おもちゃに気づいて遊んだり音楽で気持ちを切りかえる子もいるんですよ。

すぎちゃん

4月の0歳児クラスは、泣き声が響き渡っていますが慣れるのも早い子が多いですよ。

保育園では冷凍母乳を預かる園は少ない

結論からいうと、保育園で冷凍母乳を預かる園は少ないのが現状です。保育園で冷凍母乳を預からない理由としては、①間違えて他のお子さんに母乳を飲ましてしまうという事故を防ぐため保育士の負担軽減、という理由が大きいです。

以前勤務していた園で、「アレルギーのお子さんの特別なミルクには対応できるのに、冷凍母乳に対応できないのはなぜか」という質問がありました。

園長が「アレルギーは命にかかわるけれど、母乳はミルクにも置き換えられる。今の担任の人数では対応できない」と回答していました。お母さんにとっては、少し冷たく感じるかもしれないですね。

4月は全員がミルクを飲みます。飲む時間もまちまち、量もまちまち。1人づつ間違えないように計量しミルクを作るのです。入園したお子さんの月齢にもよりますが、離乳食後のミルクは多いときは10本まとめて作ります。そこに冷凍母乳が入ると、正直時間がかかり手が回らないのです。

集団保育では、ひとりひとりのママの気持ちに寄り添いたいと思いながら、物理的にできないのが現状です。(園により対応はまちまちなので、入園予定の園に聞いてみてくださいね)

完母で入園したお子さんの実例

実際に完全母乳で入園したお子さんの様子をお伝えします。ある年、完全母乳のお子さんが入園してきました。3人とも女の子で、5月産まれ2人6月うまれ1人。離乳食は後期食〜完了食でした。

4月の入園前に面談が3月初旬にありました。面談時には「入園までに、ミルクの練習をしてくださいね」とお伝えはしています。
けれど、入園式後ママたちから、「ミルクの練習しても全然飲んでくれなくて」との声を聞いたのです。そりゃあ目の前にママがいて、母乳があればお子さんにしたら「母乳の方がいい!」となりますよね。
保育園では後期食なので食後とおやつの後ミルクを、飲みます。コップで飲ませるマグを持ってきてもらうなどを試してはみました。スプーンなら、一口、二口飲んだのですが、結局ミルクの味は好きじゃなかったみたいです。半月ほど格闘しましたが、3人のお子さんは結局ミルクは飲みませんでした。

「離乳食だけでは栄養が足りないんじゃないか?」と心配しましたが、体重も減ることもなく順調に大きくなっていました。
保育園の離乳食は、栄養士が考えたメニューのもと調理されています。保育園に入ると、家にいる頃よりぐんと活動量もふえます。
ですので、動くとお腹が空き、離乳食をたくさん食べるようになったのでしょう。

すぎちゃん

体重と身長が増えていれば、ミルクを飲まなくても大丈夫。食べて栄養を取れるようにしていきましょう。

月齢が低い方がミルクにはなれやすい

離乳食が初期や始まっていない子の方が、ミルクへの移行が早い傾向があります。お腹が空いていても保育園にはミルクしかないので、飲むしかないと思うのでしょうか。
保育園入園前には、「ミルクの練習をしてください」と言われると思います。けれど、母乳が出ているお母さんがミルクをあげても飲まないケースがほとんどです。

ミルクにならしていきたいのであれば、パパやおばあちゃんの協力が必要になってきます。思い切って一日離れてみるなど、お母さんの姿が見えない状況を作りミルクにチャレンジしてみましょう。

完母のお子さんは、保育士でもミルクを飲ませるのにあの手この手を使い試行錯誤します。なので、パパには、ハードルが高いかもしれません。ママがいない間ミルクを飲まなくても、水分補給はできるように普段からコップやマグに慣れておくことをおすすめします。

すぎちゃん

完母の場合も、水分補給はマグやコップなどで練習にしておくと災害時などにも安心です。

0歳児から入園させて大丈夫かな

完母から、保育園に入った場合家では後追いがひどくなるケースもあったようです。保育園に入園し環境が大きく変わり、ママと離れる時間が長くなります。今まで心の安定剤だったおっぱいもすぐに飲めないので、お子さんの中で不安が大きくなるのでしょう。

けれど、完全母乳の子に限らず0歳児で入園したお子さんは環境の変化に戸惑い、不安定になり体調を崩すお子さんは多いです。ですが、必ず保育士や友だちに慣れて保育園に行くのが楽しくなる日は必ずきます。

お子さんが泣いている様子をみると「こんな小さい頃から預けてよかったのかな」とママも不安になる時もあるでしょう。「もう少し一緒にいてあげたかったな」と思うママは多いですよ。けれどお子さんが泣くのも、一時期のことです。

私自身は3人の子を0歳児から預けました。たくさんの先生に成長を共に喜んでもらえてよかったと思いますし、友だちに囲まれて楽しそうに過ごしていたので0歳児から預けてよかったと思っています。

すぎちゃん

私自身は、我が子を0歳児から保育園にいれてよかったと思っています。

完母からミルクの移行に成功した例

保育園に勤務していた時に、完母からミルクの移行に成功した例を多く見てきました。多くのお子さんをみてきても、個人差が大きくいちがいにいえないのですが、母乳からミルクに移行するのは難しいお子さんと、あっさりミルクに移行できるお子さんとにわかれます。

完母からミルクに移行できた要因には、①ママの強い意志②パパの協力③一時期実家に帰省するなどママと離れられる環境があった④薬の服用などでミルクをあげられない環境になったがあげられます(ミルクに移行できなくても意志が弱いのかなと自分を責めないでくださいね。あくまで一意見にすぎません)

さらに、お子さんの性格によるところも大きいように思います。あまり、こだわりがない子はわりとあっさり母乳とバイバイできるように感じます。逆に、こだわりが強く何事もゆずらない性格のお子さんは、母乳へのこだわりが強いようです。

母乳以外にも「この車じゃなきゃダメ」「ごはん食べるときは、このお皿でこの場所じゃなきゃダメ」などこだわりが強くはないでしょうか?

中には、2歳児クラスの3歳の誕生日になるまで母乳を飲んでいた子もいました。お母さんも「もう何も出てないと思うんですけどね」と笑ってました。
精神安定剤的に、母乳を欲しがっていた典型的な例ですね。園ではしっかり者で、頑張っている分お家では甘えていたようです。

すぎちゃん

断乳はあせらず、ママとお子さんのペースで大丈夫ですよ!

まとめ

ここまで、冷凍母乳は預かってくれるのか?完全母乳のお子さんが入園した時の様子を中心に書いてきました。
ポイントは・・・

冷凍母乳を預かる園は少ない。

・入園までに哺乳瓶の練習はしておいたほうが良い。けれど、コップやマグで水分補給ができればそれで十分

私自身は、完全母乳を否定も肯定もしません。母乳が出るのであれば、母乳をあげればいいし足りなければミルクを足せばいいし、それぞれの良さを生かして無理なくしていけばいいのではないかと考えます。
ただ保育士として保育園でお子さんを預かる立場になると、集団保育であるのでミルクを飲めるようにはなっておいてほしいなと当時は思っていました。

私は保育士とベビーシッター両方経験があります。集団保育と個別保育では、対応の仕方が違ってくるのです。ベビーシッター目線で書いた記事もお読みください。

ベビーシッター目線で書いた記事はこちら

すぎちゃん

最後までお読みいただきありがとうございました。
この記事が、あなたのお役に立てれば嬉しいです。

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